転職って、勢いも大事なんだけど、福祉業界は特に「資格があるかどうか」でスタート地点が変わりやすいんですよね。
求人票にさらっと「有資格者優遇」「資格手当あり」って書かれていて、入社してから気づくんです。
「え、これ取っておけば面接もっと有利だったじゃん…」
って。忙しくなる前の今(転職活動中〜転職を考え始めた段階)に、取りやすくて効く福祉資格を押さえると、選べる求人が増えて、条件交渉もやりやすくなります。
ここでは“後悔しやすい順”に、転職に効く資格を4つに絞ってまとめます。
未経験から福祉・介護に転職するなら、最初に強いのが介護職員初任者研修です。
理由はシンプルで、「現場の最低限が分かってる人」と見てもらいやすいから。
未経験可の求人でも、現場側は“ゼロ知識”の人を受け入れる負担が大きいので、研修修了があるだけで採用側の不安がかなり減ります。
初任者研修は国の基準に基づき総時間数130時間とされていて、介護の基本・コミュニケーション・認知症理解・介助技術などを広く学びます。
転職目線でのメリットは、
①求人の選択肢が増える
②入社後のギャップが減って辞めにくくなる
③資格手当が付く職場もある
の3つ。
逆に「現場は見てから決めたい」という人でも、初任者研修を受ける過程で向き不向きが分かるので、ミスマッチ防止にもなります。
まず最初の一歩としてはかなり堅いです。
「介護の現場も気になるけど、身体介助だけじゃなく提案や説明が得意かも」って人に相性がいいのが「福祉用具専門相談員」です。
車いす、介護ベッド、手すりなどの福祉用具を、利用者さんの身体状況や住環境に合わせて提案し、使い方・注意点まで落とし込む仕事。
いわゆる“介護×住環境×提案力”が評価されやすく、転職市場でも刺さりやすい職種です。現場経験が浅くても、「相手の困りごとを聞いて整理し、選択肢を提示する」力は伸ばしやすいので、これまで営業や接客をしていた人にも向きます。
面接でも「安全に使える導線まで考えたい」「転倒リスクを減らす提案がしたい」など、具体的に語れるネタが増えるのが強み。
さらに、福祉用具の知識は住宅改修や福祉住環境系の学びにもつながるので、“現場一択じゃない働き方”を作りたい人ほど後悔しにくい資格です。
転職先としては、福祉用具貸与事業所、販売店、地域の事業者など、選択肢が広がるのも魅力ですね。
現場で長く働いてステップアップしたいなら、王道は「実務者研修→介護福祉士」です。
初任者研修が“入口”なら、実務者研修は“国家資格に向けた土台”。
転職直後からこの地図を持っているだけで、3年後・5年後の選択肢が変わります。
ここで大事なのは、「今すぐ受験」ではなく“逆算”です。
どの職場なら実務経験として積み上げやすいか、どのタイミングで研修を挟むか、将来どんな役割(リーダー、教育、専門職寄り)を目指すか。
これをセットで考えると、転職先選びがブレにくくなります。
実務者研修は、介護過程や医療的ケアなど、現場で必要になる知識が厚くなるので、働きながらでも「理解が追いつかない…」を減らせます。
介護福祉士を取ると、求人の幅や評価軸が広がり、役職や待遇の交渉材料にもなりやすい。短期の転職成功だけじゃなく、“辞めずに伸びる”ための土台として、実務者研修→介護福祉士は後悔しにくいルートです。
「ずっと身体介助を続けるより、調整役・設計側に回りたい」なら、ケアマネ(介護支援専門員)は中長期で強い資格です。
ケアマネの仕事は、ケアプラン作成、サービス事業者との連携、家族への説明、地域資源の活用など、現場の延長というより“全体を組み立てる”役割に寄ります。
だからこそ、転職市場でも評価されやすい一方で、受験までに一定の実務経験が必要になりやすく、思い立ってすぐ取れるタイプではありません。
ここで後悔が起きるのが、「いつか取りたいな」で放置して、気づいたら実務経験の積み方が遠回りになっていたパターン。
おすすめは、転職活動中の今のうちに「ケアマネを将来の椅子として置く」ことです。つまり、職場選びの時点で、記録・連携・家族対応など“調整の経験”が積める環境かを条件に混ぜる。
そうすると、数年後にケアマネを目指すときに、経験がそのまま武器になります。
将来の働き方(体力面、役割、年収)を変えたい人ほど、早めに意識しておくと後悔が減ります。
「結局どれから?」で迷ったら、判断軸は3つだけでOKです。
まず①入口を強くしたいなら初任者研修。
未経験でも応募できる求人が増え、面接で話せる材料が増えて、入社後の不安も減ります。
次に②相性。
身体介助より提案・説明が得意なら福祉用具専門相談員がハマりやすいです。
福祉用具は“人の生活を変える提案”なので、コミュ力や観察力が活きます。
そして③逆算。
現場で上を目指すなら実務者研修→介護福祉士、さらに働き方を変えるならケアマネを中長期で置く。
この順番で考えると、資格選びが整理されます。
大事なのは「全部取ろう」としないこと。
転職期はただでさえ忙しいので、まずは1つだけ“転職に効く資格”を決めて、取って、応募の武器にする。
資格はゴールじゃなくて、転職とキャリアの選択肢を増やすための道具です。
いま取る1つが、数年後の「取っておけばよかった」を確実に減らしてくれます。
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